滋養強壮、精力増強に良い食べ物は?
■ オクラ
ねばねばした食べ物は精力がつく
昔からよく「ねばねばした食べ物は精力がつく」と言われておりますが、おくらについてもやはり同様の効果があります。
ここで大切なポイントになるのは、以前に、納豆や山芋の話をしたときにも出てきたのですが、「ムチン」と呼ばれる成分です。
「ムチン」には、たんぱく質を効率よく吸収させる働きがあるため、新陳代謝や細胞の増殖機能を促進させ、基本体力を強化し、虚弱体質・疲労回復などにも良い効果があるのです。
さらに、おくらには食物繊維も豊富に含まれているため、腸内環境を改善して便通を良くするだけでなく、コレステロールや老廃物の排出を促し、動脈硬化や糖尿病といった生活習慣病の予防にも役立つのです。
■ うなぎ
うなぎはビタミンの宝庫
「うなぎ」に含まれる主な成分と効能
ビタミンA
皮膚や粘膜の潤いを保ち視覚障害を予防
風邪の抵抗力をつけたり細菌感染から身体を予防
生殖機能(精子の成長)の活性化
ビタミンB1
貧血・立ちくらみ・食欲不振などを防止
消化を促進
ビタミンB2
身体を成長させる
ビタミンE
活性酸素を除去し、血流改善、若返り
肌ツヤがよくなる
ホルモンバランスを整え、生殖機能を高める
亜鉛
精子を作り出すもととなる
EPA
血流をよくする
DHA
脳の働きをよくする
脳血管の詰まりを予防
などなど、確かに性機能アップや肉体の健康につながる栄養成分を豊富に含んでいるんですね。
ちなみに、「うなぎ」は脂っぽいと思われがちなのですが、「うなぎ」に含まれる脂のほとんどは、牛肉・豚肉に含まれるような飽和脂肪酸(悪玉コレステロール)ではなく、魚特有の不飽和脂肪酸であり、逆に悪玉コレステロールを抑制する働きがあります。
また、カロリーについても、「うな丼」は、「カツ丼」「天丼」はもちろん、「中華丼」「ネギトロ丼」よりも低いカロリー数値となっており、「うなぎはカロリーが高い」というのは間違いであると言われています。
■ 納豆
大豆は「畑の肉」?
「納豆」の原料である大豆に直接的な強精成分は入っていないのですが、その代わりに、人間が健康を維持し、元気でいるために必要な成分が非常に多く含まれています。
それは例えば、たんぱく質、脂質、糖質、ビタミンB群、ビタミンE、カルシウム、鉄、カリウム、サポニンなどです。
大豆がよく「畑の肉」と言われるのは、主成分である質の高いたんぱく質に加え、八種類の必須アミノ酸が含まれており、それが動物性のたんぱく質(肉)に似ているからです。しかも、大豆に含まれる脂質は100グラム中19グラムと少なく、かつその脂質の半分は不飽和脂肪酸(コレステロールを減らす脂)なので、肉を食べる時のようにコレステロールの増加を気にしなくて良いのです。また、頭をよくする「レシチン」という成分も含まれているため、「健脳食(脳を元気にする食べ物)」としてもとても優れており、これにより、神経(性的刺激)の伝達を活性化する働きにもつながります。さらに、大豆を「納豆」に加工するとその力はさらに強化されます。
納豆にはビタミンB群が豊富で、疲労回復に役立つだけでなく、そこに含まれる「ナットウキナーゼ」と言う酵素には、血管を丈夫にし、血液をサラサラにする力もありますので、血流の正常化にも役立ちます。
また、納豆にも「ムチン」という成分が含まれており、これにはたんぱく質を効率的に吸収させる働きがあるため、新陳代謝や細胞の増殖機能を促進させ、基礎体力を強化し、虚弱体質改善・疲労回復にも良い影響をもたらします。
■ ココア
「ココア」には興奮作用もある?
ココアの良い点としては
1.高タンパク
2.ビタミンA・B・E
3.亜鉛や銅などのミネラルがたくさん
4.血液をさらさらにして血行を良くするポリフェノール
などが挙げられます。
そしてこれらの有効成分が、 「精力」と「セックスへの前向きな気持ち」を生み出すわけです。
※ちなみに、チョコレートもココアと同様の効果が見込め、かつ興奮剤カフェインとテオブロミンを含んでいるので、ちょっとした刺激としておすすめです。
■ キウイ
勃起障害はいろいろな原因が複雑に絡み合って起こることが多いのですが、 キウイはその原因の多くに対して、有効な力を持つ食べ物です。
原因1「ペニスへの血流の悪化」
これには、キウイに含まれるビタミンCが血管を柔らかくし、血流改善効果を発揮します。
原因2「血液の汚れ(ドロドロ状態)による血液循環の悪化」
これは、キウイに含まれるビタミンEが有効です。ビタミンEは血液中の悪玉コレステロールを除去し、 血液をきれいに(サラサラに)する働きがあります。また、ビタミンEは健康な精子を作るうえで不可欠な成分でもあります。
原因3「ストレス」
キウイに含まれるビタミンBが、勃起障害の大きな原因である精神的ストレスを軽減します。 さらに、キウイには「豊富なミネラル」も含まれており、特に亜鉛とセレンは精子を作るうえでとても大きな役割を果たします。
■ ショウガ
生姜に含まれる「ジンゲロール(ショーガオール)」という成分が「性機能アップ」にも大きく役立つのです。
「ジンゲロール」の力とは?
「ジンゲロール」には血行を促進する作用があるため、私たちの身体を温め、血流を活性化させます。
そして、体内で血液が滞りなく循環することによって、男性器への血流が増加し、ある種の催淫作用を発揮するのです。
人によっては、夜寝る前にジンジャーエールを飲んだだけで、翌朝の元気に違いを感じる人もいるそうです。
【その他の「ジンゲロール」の効能をいくつか挙げてみます】
□血行を促進し、体の中から温めることで生体機能全般の活性化を促す
□血圧を正常にする(低血圧・高血圧とも)
□風邪、頭痛、肩こり、悪寒、鼻水、咳の症状を改善する
□冷え性を改善して代謝を活発化し、 身体に余分な水分や脂肪、老廃物をたまりにくくする
□胃液の分泌を促して消化吸収をよくする。 また、それによって吐き気・むかつきを抑える
□大脳皮質を興奮させ、呼吸や循環の中枢神経を刺激、 新陳代謝を高め体全体の機能をアップさせて病気の回復を促す
□ダイエットや更年期障害で起こる食欲不振、イライラなどを抑える
さらに「ジンゲロール」には、最近良く耳にする「抗酸化作用」もあるので、体内で活性酸素を除去し、疾病や老化防止の力もあるといわれています。
ちなみに、生姜を英語で言うと「Ginger(ジンジャー)」、その言葉には「生姜」という意味の他に「精力」や「元気」という意味があるほど、海外でも生姜の効能は広く知られています。
どうやって摂ればいいの?
生姜の摂取量は1日10gが目安です。スライスなら6枚、おろしたものなら小匙1杯ほどの量です。
刺激が強いので、食べ過ぎには注意してください。
また、ジンゲロールなどの成分は、空気に触れるとその効力が失われてしまうので、なるべく切り立て、おろしたてを食べるようにするとより効果的です。
生姜はどんな料理にも合わせやすいので、ぜひ積極的に食べてみてください!
■ ごま
今話題の「セサミン」ってなに?
ゴマには、少し前からテレビや雑誌でも話題になっている「セサミン」という成分が含まれており、
老化や動脈硬化などの生活習慣病の原因とも言われる活性酸素を除去したり、アルコール分解による肝機能の負担軽減、二日酔い予防などにも効果を発揮すると言われています。
さらに、ゴマにはリノール酸、オレイン酸などの、不飽和脂肪酸が多く含まれているため、血中のコレステロールや中性脂肪の排出を促すことによって血流を改善させ、海綿体などへの血液流入の促進にもつながります。
■ アスパラ
「アスパラギン酸」の役割
「アスパラギン酸」は肉体のエネルギーの代謝に大きく影響することから、身体のスタミナの強化・疲労回復に役立つとともに、各種ミネラルが身体の中で適切に使われるようにするという働きがあるのです。
また、中枢神経に悪影響を与えるアンモニアを対外に排出するという効果もあります。そして、「ムチン」も含んでいるため、たんぱく質を効率よく吸収させる手助けをし、新陳代謝や細胞の増殖機能を促進させ基本体力を強化し、虚弱体質・体力強化などにも有効な働きがあります。
■ チーズ
チーズは「白い肉」?
チーズは「白い肉」と呼ばれるほど豊富な栄養を含んでいます。たんぱく質やビタミン、カルシウムなどの栄養素が多く含まれているため、身体にもとても良い食べ物です。
ではそれがなぜ性機能アップに有効なのでしょうか?
その理由はチーズに多く含まれる「PEA」にあります。
「PEA」とは、「フェニールエチルアミン」という脳内物質で、性的興奮や快感のアップを生み出す作用を持っています。そのため、「PEA」は「恋の媚薬」「愛の分子」などという恥ずかしいニックネームを持っていたりもします。
ちなみに、「PEA」はチョコレートにも含まれているのですが、チーズには、その10倍の「PEA」が含まれているため、よりいっそうの性機能アップ効果が見込めるというわけです。



